カワイ絵画造形教室の講師として派遣され、毎年テーマを決めて年間約20回の絵画造形教室で年長のみなさんが制作した作品を
年度末の造形展で展示しておりました。
2006年のテーマは「ままごとハウス」
今回の年長さんは、例年よりレベルが高く、びっくりするほど絵もよく描け、少し難しいこともこなすことができました。
ガスレンジやシンク、冷蔵庫等を手作りして、ままごとあそびができる空間を子どもたちと作ってみたいという思いがあり提案してみました。
男の子も女の子も、おままごとが大好きでよくままごとあそびをして遊んでいるから、子どもたちは喜ぶと担任の先生
材料はできるだけ買ったものでなく、廃材を使って、物の大切さを子どもたちに伝えたいとの園長先生のご意見もあり
「ままごとハウス〜できるだけリサイクル〜」とテーマが決まりました。
年長すみれ組さんのおうちへようこそ!
玄関を入ると・・・ 手作りの家具や 器具が並びます。
牛乳パックを使って共同制作したガスレンジとシンク、ダンボールの冷蔵庫です。 なべもお玉も野菜も制作しました。
野菜や食材は包丁で二つに切ることができます。 共同制作したテーブルとイスです。
虫好きの子どもたちが、まな板に虫の絵を描いてくれました。 やはり牛乳パックを使っています。
壁には描くことが大好きな子どもたち全員の絵 窓辺には光をあびると透きとおる花とペットボトルの花びんを飾りました。
厚紙1枚を織り機にしてひもや毛糸やリボンで制作したタペストリー
できるだけリサイクルということで、 広告の紙や、包装紙で作った紙ビーズののれんです。
服はエアーキャップ(プチプチ)を使いました。 根気のいる作業ですが、一生懸命頑張ってくれました。
玄関は食品トレーに描いた点描画で飾りました。 新聞紙で作った庭木には、ヤクルトの容器でつくった虫がいます。
お庭には、ひもをひっぱると動き、一緒におさんぽできるペットたちもいます。 やはり食品トレーをリサイクル(^^)/
すみれ組31名のみなさんの頑張りと、センスのよい担任の先生方のおかげで、素敵なおうちができました\(^0^)/